参考書・問題集レビュー

良問プラチカの使い方やレベルなどを評価する〜良問揃いの実戦問題集〜

クロ
クロ
こんにちは!参考書オタクのクロです!

 

基礎固めが終わって、もうそろそろ実践問題集を使ってみようかなぁ。

と思ってネットで調べてみると確実に出てくるのが「良問プラチカ」ですよね。

 

そこで今回は有名な実戦問題集である「良問プラチカ」の

この記事の内容
  • 基本情報
  • いいところ
  • 悪いところ
  • 使い方
  • どのような人にお勧めできるか
  • 始める前に使うべき参考書・問題集
  • 終わって後に使うべき参考書・問題集

について評価していきたいと思います!

結論から言うと、良問揃いでいい問題集ですし、実際に僕も使っていました。

しかし、全員にオススメできる問題集とは言い難いです。

基礎がしっかりと固まっている人でないと、解説を理解するのにかなり時間がかかります。

この記事は

  • 良問プラチカを買おうか迷っている人
  • 買ったはいいが使い方に悩んでいる人

向けの記事です。

 

では早速紹介していきます。

基本情報

使用目的 実戦問題集
難易度 [理系数ⅠA・ⅡB]

準難関レベル

[理系数Ⅲ]

難関レベル

[文系数ⅠA・ⅡB]

難関レベル

使用目安時期 〜高3の12月
オススメ度★★★☆☆
一周にかかる

時間の目安

 100時間

(±20時間)

良問プラチカシリーズは

  • 理系数学の良問プラチカ数学ⅠA・ⅡB
  • 理系数学の良問プラチカ数学Ⅲ
  • 文系数学の良問プラチカ数学ⅠA・ⅡB

合計3冊出版されています。

 

理系数学の良問プラチカ数学ⅠA・ⅡBだけ1段階レベルが低いですね。

実際出版社に問い合わせしたわけではないのですが、理系数学の2次試験の配点は数学Ⅲが最も高いため、数学Ⅲに最も時間を割いて欲しいからだと参考書オタクの僕は思っています。

 

理系の僕も実戦系問題集はこれと過去問しかやっていません。

しかし阪大入試には対応できたので、理系難関大受験生も数学1A・2Bは過去問への橋渡しと考えると悪くはないかなとは思います。

 

実践問題集なので1周にかかる時間は人によって変わってくるとは思いますが、だいたい100時間あれば1周できるくらいの分量と考えてください。

良問プラチカのいいところ

では良問プラチカのいいところについて紹介していきます。

 

良問プラチカのいいところは2つあって、先に紹介すると

  1. 良問が揃っている
  2. 別解が豊富で実践的な回答が多い

この2つです。

 

それぞれ詳しく説明していきます。

①良問が揃っている

「良問プラチカ」はその名の通り良問揃いです。

入試に必要な典型的な解法が数多く盛り込まれた問題が揃っています。

良問プラチカをやるだけで多くの解法を身につけることができるでしょう。

 

大学受験における良問とはどういう問題のことかという話 僕は参考者や問題集のレビュー記事で、「この問題集は良問が多い!」なんてことを言ってきました。 さらに、良問の風や良...

 

②別解が豊富で実戦的な解答が多い

実際の難関大学入試では綺麗な解き方を思いつけることは稀です。

綺麗な解法が思いつかない場合、かなり泥臭い方法で答えを導き出さなければなりません。

 

クロ
クロ
具体的には確率の問題で樹形図を書いて解く方法とかですね。

 

実際の入試では解法はひとつではないのです!

良問プラチカでは、綺麗な解法と泥臭い解き方、数種類の解法が解説されています

良問プラチカをやることで本当に実践に必要な力を養うことができます。

良問プラチカの悪いところ

冒頭で、「良問プラチカは全員にオススメできる問題集ではない」と言いました。

 

その理由は良問プラチカは解説が不親切であるからです。

 

詳しく説明していきます。

①解説が不親切である

良問プラチカは別解がかなり豊富なのですが、1つ1つの解説が不親切です。

どうしてこの解法で解こうと思ったのかや、細かい計算部分は省略されています。

 

近くに質問できる人がいる環境であれば聞きに行って説明してもらうことはできますが、1人で勉強するにはなかなか辛い部分もあるでしょう。

 

僕はこの問題集で分からないところがあったら学校の教師に聞きに行っていました。

しかし、宅浪している人など、質問できる状況にいない人には少し使いにくいでしょう。

良問プラチカの使い方

良問プラチカのオススメの使い方について紹介していきます。

 

オススメの使い方は全部で3つで、先に紹介してしまうと

  1. わからない問題でも最低15分は考える
  2. どんな典型問題が使われているのか考えながら解説を読む
  3. 別解まで完全に理解する

この3つです。

 

それぞれ詳しく説明していきます。

①わからない問題でも最低15分は考える

良問プラチカは、解法暗記を目的とする網羅系問題集ではなく、実際の入試を想定した実践系問題集です。

解法暗記を目的とする、「青チャート」などはわからない問題があればすぐに答えを見てもいいでしょう。

しかし、良問プラチカは「応用問題を実践する」という趣旨の問題集であるので、わからない問題があってもすぐに答えを見てはいけません

 

クロ
クロ
実際の入試では「わからない問題は一瞬で飛ばして解かない」なんてことはしませんからね!

 

ぱっと見でわからない問題でもしばらく考えたらわかることも多いです。

そういった練習をするためにわからない問題でも最低15分は考えるようにしましょう。

②どんな典型問題が使われているのか考えながら解説を読む

良問プラチカに載っている問題は応用問題ばかりです。

応用問題というのは典型問題が複合してできた問題です。

 

応用問題の勉強をするということは、複合問題を典型問題に分解する練習をするということです。

そこで良問プラチカでは解説を読む際に、どんな典型問題の複合なのかをしっかり考えることが必要となってきます。

 

クロ
クロ
しっかりと頭を使って解説を読みましょう。

 

③別解まですべて完全に理解する

良問プラチカの1番の特徴として「別解が豊富である」ということが挙げられます。

解説に載っている別解は全て完璧に理解して使えるようにしましょう。

 

1つの解法さえ知っておけば、その問題が解けるし1番簡単な解法だけ覚えればいいんじゃないか?と思う人もいるでしょう。

しかし、解法というのは知っている数だけ応用範囲が広がります。

1つの問題で1つの解法を理解するのと、1つの問題で3つの解法を理解するのでは、良問プラチカを終えた後の学力の差が大きくなります。

 

クロ
クロ
しっかり別解まで理解しましょう。

 

良問プラチカはどのような人が使うべきか

では次に良問プラチカはどんな人が使うべきかについて紹介していきます。

良問プラチカをオススメできるには3つの条件があります。

 

さきに3つあげてしまうと

  1. 典型問題の暗記が終わっている人
  2. 難関大学受験生であること
  3. 近くに質問できる人がいること

この3つです。

 

それぞれ詳しく説明していきます。

①典型問題の暗記が終わっている人

まず第1条件として、典型問題の暗記は終わっていなければなりません。

 

良問プラチカのような実践問題集は、難しい問題を簡単な典型問題に分解する練習をする問題集です。

そもそも典型問題を覚えていない人が使っても、大した効果は期待できません。

「青チャート」などの網羅系問題集で典型問題の暗記を行いましょう!

 

3分で知れる「勉強は基礎が大事だ」という言葉の真意 皆さん「勉強は基礎が大事だ」という言葉、もちろん聞いたことありますよね。 基礎が大事だという言葉は本当に理解できて...

 

②難関大学受験者

良問プラチカは難関大学受験者向けです。

中堅大学では、良問プラチカに乗っている問題ほど難しい問題はなかなかでません。

中堅大学受験生は良問プラチカで、数学力を伸ばすよりも他の苦手な科目の勉強を進めましょう。

③近くに質問できる人がいること

良問プラチカのデメリットとして、解説が不親切であるということが挙げられます。

解説が不親切であるので、1人で勉強をしようと思うとなかなか厳しいです。

解説が理解できない部分がたくさんでてきて、途中で投げ出してしまっては意味がありません。

 

近くに、教師でも塾講師でもチューターでも、なんでもいいので質問できる人がいる人が使うべきです。

良問プラチカを始める前に使うべき問題集

良問プラチカを始める前は絶対に典型問題を暗記するために、網羅系問題集をしなければなりません。

基本的に良問プラチカを始めるまでのルートのオススメは2つあります。

 

それが

  1. 黄チャート▶︎一対一対応の演習▶︎良問のプラチカ
  2. 青チャート▶︎良問のプラチカ

この2つです。

 

それぞれ詳しく説明していきます。

①一対一対応の演習のルート

まず1つ目は「黄チャート▶︎一対一対応の演習」のルートです。

 

僕は基本的にこちらのルートをオススメしています。

どちらもいい網羅系問題集ですし、典型問題暗記に2冊の問題集を使うことで飽きづらいというのがメリットです。

 

一対一対応の演習がかなり綺麗な解答が載っているので、数学を好きになれるんじゃないか、という期待も持っています。

 

黄チャートの使い方とレベルなどを評価する〜理系には簡単すぎるの?〜 「理系ならば青チャート!!」 そういう噂に流されて、とりあえず青チャートを使おうとしている人いませんか? 黄...

 

一対一対応の演習の使い方やレベルなどを評価する〜数学の美しさを知れる問題集〜 今回は、有名な問題集である「一対一対応の演習」という問題集について評価していきたいと思います。 理系難関大...

 

②青チャートのルート

言わずと知れた有名な網羅系問題集です。

青チャートはもちろんいい網羅系問題集ではありますし、青チャートを完璧にできるとどんな大学でも太刀打ちできる力はつきます。

 

しかし、分量が多すぎて途中で不安になったり、飽きてきたりするのがデメリットですね。

1つの問題集をしっかりできる人にはオススメできます!

 

青チャートの使い方とレベルや1周にかかる時間など徹底的に評価する 数学の問題集で1番有名なのは「チャート式シリーズ」ですよね。 その中でも難関大受験生に幅広く受け入れられているのが...

 

良問プラチカが終わった後に使うべき問題集

では次に良問プラチカを終えた後に、使うべき問題集について紹介していきます。

使うべき問題集は2種類あります。

 

先に全て紹介してしまうと。

  1. 過去問
  2. 優しい理系数学

この2つです。

 

それぞれ詳しく説明していきます。

①過去問

僕の意見としては、実践問題集はたくさん使う必要はなくて、「良問プラチカ」さえ終えれば過去問に行ってもいいのではないかと思っています。

 

実際僕も良問プラチカが終わった後に大阪大学の過去問に進んだのですが、十分太刀打ちできました。

特に良問プラチカを使うような人が目指す大学には、数学だけ25年分集めたような過去問が売っているはずです。

そちらに進んでみるのがいいのではないかと思います。

 

過去問の正しい使い方と赤本はいつ開始するべきかについて解説する 大学受験勉強の最終目標はもちろん志望校合格ですよね! 志望校合格を達成するためには試験を受けなければなりません。...

 

②やさしい理系数学

良問プラチカを終えたのがかなり早めで、時間が余っているという人は「やさしい理系数学」という問題集に移ってみてもいいでしょう。

 

やさしいとタイトルについてありますが、全然やさしくなく、良問プラチカよりも高いレベルの問題ばかり載っています。

良問揃いでありますが、合格点を取りたいだけなら使う必要はないと思います。

 

クロ
クロ
東大受験生や、数学で他の苦手な教科をカバーしたい人のみ使うといいのではないでしょうか!

 

まとめ

良問プラチカは別解が多く実践問題集としてかなり優秀です。

しかし、解説は多少不親切であるので、周りに質問できる環境がある人が使うべきです。

過去問への橋渡しとして使ってください。

 

この記事は以上で終わりです。

良問プラチカの使い方を知りたい人や、買おうかどうか迷っている人の役に少しでも立てたなら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

数学全体での勉強法についても書いています。

こちらも読んでみてください。

 

[保存版]数学の効率の良い正しい勉強法~独学で超難関大学理系に合格するまで~ みなさん数学はお好きでしょうか?好きじゃない!という人の方が多いのではないでしょうか。 数学は才能がないと諦めてい...